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さくら経営ニュース

ZERO to ONE & ブルーオーシャン戦略

★★ ZERO to ONE ゼロから何を生み出せるか ★★

今や当たり前となったキャッシュレス決済ですが、一昔前までは現金を持ち歩かない日が
来る事を誰も予想していなかったと思います。

このような予想もできない常識を超えたところに、隠れた市場があるのです。

例えば、今や有名なウーバーイーツですが、直営のデリバリーをやっていない
飲食店の料理は、店舗で食べるという常識に捉われず、飲食店と消費者と配達員、
この3者のニーズを掛け合わせることで新しいサービスを生み出し、市場を開拓することが
できました。
フードデリバリーといえばウーバーイーツという強いブランド力により、追随する他社を
寄せ付けません。

日本の企業は、「ゼロから1を生み出す」よりも「1を10にする」傾向が強いと
言われています。
一見リスクが少なく安全に見えますが、値下げ合戦等による過当競争に巻き込まれる事に
なり、結果的に収益は上がりません。
賛成する人がほとんどいないような常識を超えたところ、つまり
「ゼロから1を生み出す」事により、大きな金脈を見つけることができるのです。

 

★★ ブルーオーシャン戦略 ★★

今回はブルーオーシャン戦略についてです。

ライバル同士で激しく競争する市場を限られたえさの小魚(顧客)を多数のサメ(企業)が
食い合い真っ赤な血に染まる海に例えてレッドオーシャン、
ライバルのいない新市場を真っ青な海に例えてブルーオーシャンと呼びます。
ブルーオーシャン戦略を考える時、顧客がなぜその企業を選ぶのか「顧客視点の競争要因」を
把握しなければなりません。
飲食店で言うと価格、味、立地、雰囲気、接客、行列の時間、クチコミの数などが顧客が
店を選ぶ際の要因となります。この顧客視点の競争要因の中から以下の要因について考えます。

① 現業界で常識になっている要因のうち何を取り除くか
② 業界標準と比べ思い切り減らすべき要因は何か
③ 業界標準と比べ、大胆に増やすべき要因は何か
④ 現業界でこれまでに提供されていない新たに創り出すべきものは何か

大事なことは既存のライバルに勝とうと考えるのではなく、顧客にまだ提供されていない
高い価値を作り出す一方、業界の常識を大胆にやめ、低コスト化も同時に実現することです。
一度自社のブルーオーシャン戦略について考えてみてください。
新ビジネスのヒントがあるかもしれません。

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