Mail メールマガジン

Mail

HOME//メールマガジン//[No.374]「無料」で儲けるビジネスモデル

さくら経営ニュース

[No.374]「無料」で儲けるビジネスモデル

花粉が飛び始めました。この時期は苦しい深尾です。

最近、急速に需要が高まったZOOMなどのオンラインのミーティングツール。無料のものが
多いのでとりあえず無料なら…と使ってみると、会議や研修など使い道は多岐にわたり
非常に便利です。
もしこれが有料であれば「お金をだすかどうか」を考える工程が増えてしまい、躊躇して
いたかもしれません。

「無料」「定額」「〇〇放題」などはとても魅力的です。
インターネットが普及していない時代、音楽を聴きたければCDを買う事が当たり前でした。
今はデジタルコンテンツにより、音楽は「無料」や「定額」で「聞き放題」になり、音源は
簡単に手に入るようになりました。このことにより、ミュージシャンはCDの販売による収入が
得られなくなりました。しかしミュージシャンは稼いでいます。
CD販売は減少しデジタルコンテンツによる音楽配信売上が伸びる中、ライブ市場は持続的に
成長し続けているそうです。
簡単に音源が手に入る今だからこそ、好きなミュージシャンと時間を共有することができる
ライブは希少価値を増し、「無料」では得られない満足感を得ることができます。無料
だからと気軽に聞いた音楽を気に入って、ライブに足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。

世の中には「無料」のものが溢れています。ですが「無料」を続けていては儲ける事は
できません。
「無料」を上手く利用し、顧客にその先にある希少価値をアピールし提供する事で、儲かる
仕組みを生み出す事ができるのです。

SHARE
シェアする
[addtoany]

メールマガジン一覧