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さくら経営ニュース

[No.360] 新商品の成功ポイントについて

6月末日にキャッシュレスポイント還元が終了しましたが未だに
クレジットカードも恐くて持てない男、豆野です。

さて、新商品を開発したときになぜか伸び悩み壁にあたった経験はないでしょうか。
今回のメルマガではこの壁を越える方法をご紹介します。

①顧客が必要な商品・サービスを用意しましょう。

新商品に積極的な人たちは必要な商品・サービスがなくてもその積極性から自分で
何とかしてしまいます。
一方で、消極的な人たちは面倒なことはしません。その商品を使うにあたり不自由ない
状態が必要です。

電気自動車は初め、その走行距離がガソリン車と比べ短かったこと、また充電が
切れた際の充電場所が不充分だったことであまり普及が進みませんでした。
それがガソリンスタンドや自宅駐車場での充電ができるようになり、走行距離問題も
解消されてきたことで普及が進みました。

②新商品に消極的なグループの顧客事例を作りましょう。

新商品に消極的な人たちは同グループの人が購入したり使うのを見て初めて購入を
検討します。

ラインやフェイスブックをイメージしてください。
当初は両社とも、個人情報が漏洩しないか等不安がる人もいました。
しかし知人・友人が利用していることでその利用者は莫大に増加しました。

③市場を絞り込みましょう。

徹底的に市場を絞って、壁を壊しましょう。
車でいえばフェラーリ車がわかりやすいかもしれません。フェラーリは徹底して
富裕層をターゲットとしています。
フェラーリはその年間販売台数がたったの8,398台(2017年実績)しかありません。
しかしその営業利益は1台あたりなんと1,200万円で、トヨタやフォルクスワーゲンの
約50倍と超優良企業です。
市場を絞り独自ブランドを作り出した成功例と言えるでしょう。

新商品を開発しても、同時に顧客攻略の視点がなければ市場普及しません。
ぜひ上記を意識して新商品の成功する可能性を高めていきましょう。

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