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さくら経営ニュース

さくら経営ニュース No.350     (2020年2月25日発行)

花粉の気配を感じる今日この頃。
春の訪れを素直に喜べない深尾です。

本日は競争優位性についてのお話です。
競争優位性とは、ある分野において他社よりも自社が優れているという優位性の事を
指しています。
競争優位性があれば他社との競争に打ち勝つ事ができ、さらに競争優位性を持続させる
ことで、会社は安定し発展していくことができます。

しかし、競合他社の脅威やめまぐるしい環境変化により、競争優位性を持続する事は
簡単ではありません。

では、競争優位性を持続するにはどうしたら良いか?写真フィルム市場を例に考えてみます。
写真フィルム市場はデジタルカメラの登場により2000年代以降、急速に衰退していきました。
この時、事業衰退の前兆を素早くキャッチし、いち早く事業撤退を決め、新事業を立ち上げた
のが富士フィルムです。一方、写真フィルム市場にこだわり続けたコダックは破産してしまい
ました。

現在、デジタルカメラもスマートフォンの普及により市場が縮小されています。
デジタルカメラ全体の年間販売台数が2000万台を切っている中、富士フィルムでは
インスタントカメラ「チェキ」の販売台数が年間1000万台を超えたそうです。
デジタル世代にはアナログなインスタントカメラは「新しい」と人気のようです。
このように富士フィルムは常にアンテナを張り巡らせ、市場の変化に気づき、今まで培って
きた技術や経営資源を素早く成長事業へ投資したため、競争優位性を持続させることが
できました。

いくら優れた技術を持っていても、「なにが賞味期限切れを起こしているか」を察知し、
変化を進んで受け容れる姿勢がないと会社は衰退してしまいます。
変化をチャンスと捉え、小さな改革を積み重ねることで競争優位性を持続されることが
できるのです。

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