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さくら経営ニュース No.347     (2019年12月24日発行)

グランメゾン東京も最終回まで僅かですね。3つ星がとれるか気になる三山です。

グランメゾン東京もうそうですが、大企業ではない企業が競合に勝つためには、差別化・集中
・接近など弱者がとるべき戦略(ランチェスター戦略)が重要です。

例えば、ハウステンボスは、バブル後期に開業して以来18年連続赤字でした。

同じテーマパークでは、東京ディズニーリゾート(TDR)やユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の
強者と比べると、長崎県佐世保市という立地に加え、オランダの町並みというテーマがニーズに
合わなかったことが挙げられます。

そして、2010年にH・I・Sの創業者である澤田秀雄氏が社長に就任し、翌年以降は黒字となるのですが、
そこで取られたのがランチェスター戦略です。

まずは「差別化」。

強者(TDLやUSJ)との全面対決を避け、「テーマパーク」から「観光ビジネス都市」にコンセプトを
変更。

テーマパークとしては選ばれなくても、東洋一美しい観光ビジネス都市として選ばれる道を選んだ
のです。

これにより、強者(TDLやUSJ)とは別のニーズ(国際会議や学会、企業研修、展示会などの
イベント)を取り込んで行くことに成功しました。

次に「集中」。
敷地面積の1/3を無料公開にして来客を促し、有料ゾーンを2/3に集約することで管理コストの削減を
行いました。

企業が戦略を決めようとするときに、「何か新しいことをやらなければ」ということも大事ですが、
「今できること」「やらなくてもいいこと」を決めることも重要なのではないでしょうか。
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