[No.339]「組織とはなにか」について
子供が生まれました。平田です。 今回のテーマは「組織とはなにか」です。 経営学者のチェスターバーナードによると2人以上の人々の、意識的に調整された、活動または 諸力体型と定義づけられています。 組織が成り立つための必要十分条件は以下の三点です。 ① 共通の目的を持っていること(組織目的) ② お互いに協力する意思を持っていること(貢献意欲) ③ 円滑なコミュニケーションが取れること(情報共有) ただしこの三点があるからといって組織として成功しているとは言えません。 組織とはその中で人が「強み」を発揮し、他のメンバーと協働することでいつしか自身の「弱み」が 目立たなくなる状態であって初めて成功していると言えます。 例えば、Aさんは料理の腕はいいが、接客が苦手です。 一人で仕事をしていく上では弱みが足かせになります。 そこに料理はできないが、接客は得意なBさんが組織に加わる。 するとAさんBさん一人では実現できなかったサービスを提供できるようになる。 つまり組織としてお客様に高い付加価値を提供できるようになります。 組織の成功のためには組織の一人一人が「強み」による貢献をして、他の人の「弱み」をカバーして、 高い付加価値のサービスを提供することができているか再確認してみてください。
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